2005年 2月 「 妬けちゃう 」 78.



そろ そろ 暖かくなるんだろう ナ ・ ・ ・ って 心待ちに してるのに

毎日 毎日 雨が降って 寒い日が続いて ・ ・ ・  ホント マイッチャウ

な ー ん て 偉そうに 言ってみた け ど ホ ン ト の ところ は


ボク たい君 ときたら ストーブに 当たりながら 一日の 殆どを 過ごしてるんだ

たま ー の 陽射しに 誘われて 畑の方へ 一人で 歩いて 行ったら ・ ・ ・

「 た ー い !」 「 たい ちゃ ー ん !」 ボクを 探してる 声がする

ボクの姿が ちょっと 見えないと お父さんも お母さんも 心配で


じっとしてられない ら し い すぐ あっち こっち 探し回るんだ

こういうのを 世間では [ 子離れ できない 親 ] って いうのか ナ ー

ボク と お母さん は 家の中 庭に 向かって 並んで 立っている

この図 だけでも 結構 笑えるらしい 知らない人は びっくりする

「 何で ニワトリ が 家の中から 外見てるんだ ? 」

ガラッ と 玄関を 開けて 鏡の前に 座っている ボク を 見た人は

「 アレ ー ニワトリが 家の中に いる ヨ ー」 と か

「 何で ニワトリが 家の中に いる の ? ? ? 」

ボク が ボクの家 の 中に いるんだから ほっといて 欲しいョ  まったく ー

せっかく くつろいでる のに いきなり 大声 出されたり したら

こっちの方が 驚いてしまう ん だ か ら ネ ・ ・ ・

ヒーヨ 達 が ビー ビィー ビー ー うるさく お母さんを 呼んでる
 
夏みかんの木 には ヒーヨ が 二羽 ボス と いじめられっ子

門灯の上 チンチョウゲの枝 サツキの陰 それ ぞれ 所定の位置に ついてる

ボスは 全身 スラー としてて 尻尾も長い くちばし だって 長い


パンを 受け取るのも ヒラッ ヒラリー 上手い ! ボク も 見とれてしまう ヨ  

お母さん なんて わざと いい加減に パンを投げて 楽しんでる時が あるくらい なんだから

いじめられっ子 ヒー は いっつも びく びく してるから
 
お母さん は 「 ほら投げるよ こっち見て よ ー く 見て 集中して ! 」 って

声を 掛けながら 細心の注意を払って 投げてやってる
 
ボク は この お母さんの 真剣さが なんとも 可笑しくって つい 笑っちゃう

お母さん の ボロヒー ヨも 帰って来た け ど  ボスの 攻撃が スゴイ !
   
自分は パンを 加えてるのに ボロヒーの 邪魔したり 追いかけたりする のは ザラで 

パンを貰った ボロヒーの 尻尾に 食いついたまんま 飛んで行く ことだってある

でも お母さん と ボロヒー の 関係は そんな事ぐらいでは 決して 揺るがない


ボスの 隙をねらっては お母さんは 掌のパンを ボロヒーヨに さっと 差し出す

ボロヒー は お母さんの手に そっと 留まって パッ と パンを 貰っていく

「 少し 冷たくて か細いんだけど 柔らかい 指の感触が たまらない ! 」 って


お母さん は ボク たい君 に だ け 話してくれた



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