2002年 1月 「 私の ひ・み・つ 」 3.

 

私は 自由で 気ままな生活を 謳歌していた

だ が ・ ・ ・ ただ 一つ  非常 〜 に 困っていた  悩んでいた

猫が ウロ ウロ ウロ ウロ ・ ・ ・ 散歩 や 日向ぼっこ は もちろん

デ−トを 楽しんでる しゃれた 猫もいる

 私は 卵を 産まなくては な ら な い のだ! 毎日 1個づつ ・ ・ ・

なぜ 卵を 産むのか ? どうして1個なのか ? 自分でも よく分からないんだけど

とにかく 毎日 その時は 来る ・ ・ ・

「 ちょっと 踏ん張れば コロッ と 産まれる !」 と いうわけには いかない

まず 静かに 瞑想に ふけった後に やっと その時が やってくる

なかなか 力もいるから 産んだ後は 一眠りくらいはしたい

半月ほどは 物陰で 猫の気配に おびえながら 産んでいた

が ・ ・ ・ ・ ・ ついに 見つかってしまった

あわてて 小屋に 逃げ込んだ 卵を産む時が 迫ってくる

棚に 飛びのって 辺りの物を かまわず 外に 掻き出して 座る所を 作っていたら
 
「 ギャ− それはやめて ー ー ー 」

女の人が 大あわてで 木箱に 藁を入れて 差しだした

考えている 余裕はなかったので すぐ 飛び込んで 藁をまとめた


「 人間なんかが 側にいたら 落ち着いて 産めないでしょ 」

「 私は あっちへ 行ってるからね 」 女の人は 小屋から 出て行こう とした

猫のことを 考えると 人間が 側に 居てくれた方が 安心 !

キュル キュル キュル 〜 キュル キュル キュル ル 〜 一生懸命 呼び止めたら

「 ここに 居て 欲しいの ? 」  戻って きてくれた

そして ・ ・ ・

久しぶりに ゆ っ く り 時間をかけて 卵を 産んだ

ずっと 側にいた 女の人が 「 よく頑張ったね ! 」 私の 頭を 撫でた ・ ・ ・


思わず  飛び上がりそうに なった  が ・ ・ ・

義理があるので ・ ・ ・ 我慢した  それからというもの


卵は お母さんの遊び場 ( 陶房というところらしい ) で 産むことになった

その時が来たら ・ ・ ・

陶房に行き 作業台の上を 横切って 棚の巣箱に 飛び移り

幸せな気分で 瞑想に入る ・ ・ ・ ・・・

お母さんは 私の邪魔にならないよう そ 〜 と 静かに 遊んでる

私が 猫に 怯えながら 隠れて 産んでいた 卵

十数個 を 庭の隅で 見つけた お父さんは びっくりしながら 拾ってきた

お母さんは 早速 ‘ ゆで卵 ’に した




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