2006年 4月「 遅い春 」 105.



ボク たい君も ふーちゃんも 春を 楽しみに してたのに

毎日 毎日 変な お天気 ア 〜 ン ま た 今日も ダメ ダ 〜 !

まあ 八丈島だけじゃ 〜 な い らしいんだけど ね

雨は 降りすぎるし ・ ・ ・ 風は 吹きすぎるし ・ ・ ・ 寒すぎるし ・ ・ ・

‘ 春の 花嵐 ’ な ん て 風流な 詞で 表せるような や わ な もんじゃない

飛行機は 欠航が 続いて やっと 来たと 思ったら 旋回して 帰っちゃう ことだってある

船も 欠航が 続いたから お店の品物も だん だん 少なくなって 、 、 、

商品の棚も ガラ ガラ すき間が いっぱいで 欲しい物が 手に 入りにくく なった

それでも 「 私達が 八丈島に 来た頃のことを 思えばね 〜 」

「 新聞が 一週間分くらい まとめて 配達されたり することも あったから ナ ー 」

お父さんと お母さんは 暢気な 顔して ちょっと 懐かしそうに 話してる

ただ一つ 困ったのは ふーちゃんの 大好きな パンが 無くなっちゃったとき

いつもと 違う パンなんか プイッ ! 見向きもしない ふーちゃんに

「 これしか ないんだから ちょっとは 我慢して 食べなさい ! 」

お母さんが ふーちゃんの クチバシに パンを 押しつけたりしても

グゥ ! グゥ ! ふーちゃんは 踏ん張って 抗議 してるよ
 
我慢して 食べるような 意志の弱い ふーちゃんじゃ 〜 ないんだからね 〜

イタと ヒーヨが 食べる 食パンも 無くなって しまった ・ ・ ・
 
しょうがなくって お母さんは いつもは 買わない 高級パンを 買ってきた 

「 高いパンは やっぱり 美味しい ワ 〜 」 つまみ食い しながら

イタと ヒーヨに 惜しげもなく あげてる 母さんは なんか へ 〜 ん ・ ・ ・ !?

5月に 「 ちょんこめ 」・「 ゆきわりそう 」 さん達が 東京芸術劇場で 「 第九 」 を 歌う

一緒に 歌う お母さんは 今日も MDに 合わせて 大声で ほえる 〜 ♪


佐藤寿一先生指揮 ・ 東京フィルハーモニー交響楽団の 演奏に合わせて 歌うとか
 
「 鹿内先生がね “ さとうきび畑 ” を 独唱するんだよ 」 ボク達にも 教えてくれた

ふーちゃんは 大声で 歌う お母さんに 慣れてないから びっくりしてたけど

時々 自分でも 大きな口を 開けて 「 グゥ ! ! 」

驚いたのか ? あくび してるのか ? ? それとも ゲップ ? ? ?
 
い 〜 や 歌ってる つ も り ! か も

ふーちゃんの クチバシは 先が 少し 欠けてるから

細かな物を 食べるのは なか なか 大変そう ・ ・ ・

食べにく そ ぅ 〜 に 食べてる ふーちゃんを 見ながら

「 可哀想に ふーちゃんに 何が あったんだろう 〜 ね 〜 ? 」

・ ・ ・ ヒヨコの 頃かね 〜 ? ケージに 入れられた頃かね 〜 ・ ・ ・

お母さんは お得意の 空想の世界に 迷い込みながら ふーちゃんに 同情してるけど

ボク たい君は 現実的に ふーちゃんを 助けてあげる




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