2003年 1月 「 オッカサン ヨー」 28.



私 へん子ちゃんが 卵を生んでいる間 たい君は すご ー く 手持ちぶさた

私は巣箱に座って 心静かに瞑想している

たい君は 決して邪魔なんかしない ネコの見張りをしながら ウロ ウロ ・ ・ ・


遠くにも行かないで 時々 様子を見に来る

「 へんちゃんは 卵 生んでるの ?」

「 たいちゃん は へんちゃん が いないと つまんないねー 」

「 グゥオー 」 「 おやっ お返事したね !」

たい君は無口 ホント 無口 時々 「 グオッ 」 と 言うのが せきのやま

私は クククッ クククッ って おしゃべりするのが大好き

「 へんちゃん 」 って 呼ばれたら ちゃんと 「 ククッ 」 って 返事もする

可愛い ククッ から わがままいっぱいの ガアー ガアー まで

自分の気持ちを ちゃんと お父さん お母さんに 伝える事が出来る

たい君にも お返事させようと お母さんは

「 たい君 」 「 グオッ 」 「 たいちゃん 」 「 グオッ 」 「 た ー い 」 「 グオッ 」 と


自分で呼んでは 自分で返事して 見本を見せている

たい君は 目玉をむいて お母さんを じ ー と 見つめてる ・ ・ ・

真似をする気は さらさらないようだ

「 たい君 」 「 グオッ 」 「 たい君 」 「 グオッ 」 ・ ・ ・ ・ ・

お母さんは いつもながら しつっこい 

私が 卵を生んで 外に出て行くと 待ちかねていた たい君は

駆け寄りながら 羽根を広げて 踊りだし 勢い余って体当たり !

こんなに 全身で 喜んでくれるなんて ・ ・ ・ ほんと シ ア ワ セ  

手に手を取って ・ ・ ・ とは いかないけれど 一緒に 畑へ ・ ・ ・

私と 二人(?) っきりの時は 「 クククッ 」 「 グオッ 」 「 ククル 」 「 コオッ 」 と


ずいぶん おしゃべりするようになってきた

二人(?) で 話してる様子を見た お母さんは

「 たい君 へん子ちゃんとは よくしゃべるんだね ー 」 と 感心してる

無口な たい君が 朝は 鶏格が変わったように 叫びちらす

お母さんは たい君の 鳴き声は 「 オッカサン ヨー 」 だ と 断言する

「 オットサン ヨー 」 とか 「 オッカサーン 」 とか 一羽 一羽 違う鳴き方をする というのが 

お母さんの 研究結果らしくて ガンとして 譲らない

この頃は お父さんまで 「 確かに オッカサン ヨー って 鳴いてる !」 だって

「 オットサーン ・・・ とは 聞えないものねー 」 と 同調している

少し変だと思っていたが やっぱり すごく変わってる夫婦なのだ

ちなみに お母さんが 小さい頃に 飼っていた鶏は

「 オットサン ヨー ホーン 」 と 毎朝 叫んでいたそうだ



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