2008年10月「なんたって秋」 164.

ボク たい君は 実に 少食

ふーちゃんは 常に 食欲旺盛

もり もり パク パク 食べてる ふーちゃんを 見てるだけで

ボクは 幸せな気持になる

お母さんは 心配して 「ホラ たいも食べなさい!」

わざ わざ ボクの方に 食べ物を 差し出す

まあ せっかくだから 時々は パクッ!

でもねぇ たいがいは ふーちゃんの方が 先に 気が付いて

さっさと 横から首伸ばして ボク押しのけて パクッ!

「ふーちゃんたら たい君に 少しくらいあげなさいヨ」

お母さんが 言ったって ふーちゃんの 耳には入らない

満足した ふーちゃんは さっさと その場を離れる

「ガァー!」 次は 畑だナ 「待って〜 ふーちゃん」 ソレッ!

ボクが ふーちゃんに 虐められてるなんて 思わないでね

以前  ショ〜ンボリ! 一人(?)で 生活していた時に

ふーちゃんと出会って 飛びあがるほど 嬉しかった

ふっくら 可愛い女の子だったからね〜

その日から ボクは ふーちゃんに メッロ メロ・・・

食べ物を探したり 猫と闘ったり ふーちゃんの ワガママをきいたり

・・・ といっても お父さん お母さんと 一緒だから

お母さんがくれた パンを 「コココッ!」

お父さんが掘り出した ミミズを 「コココッ!」

み〜んな 自分の手柄にしちゃう 

お父さん お母さんから クレームが付くけど 気にはしない

飛んでる虫を捕まえて 「コココッ!」

ガラスにくっついてる ヤモりを落として 「コココッ!」

ふーちゃんは 走ってきて パクッ! 「もっと〜?」

秋だからネ〜 ちびのイタチも せっせと やってくるヨ

ボクとふーちゃんの 食べ残しや 散らかした パンを

スズメやハトが われ先に 拾って食べる

ウン! 何だ???

スズメやハトの 小さな頭の中に まあるい頭・・・

アレーッ! イタだ〜!!!

お母さんが なかなか 自分にパンをくれないもんだから

鳥と一緒に パンを拾ってたんだ

たまげた母さんは 「ごめん ごめん イター 待っててね〜」

慌てて 台所から イタ用のパンを 持ってきた

こんな 毎日の ドタバタを 笑って見ていられるほど

ボクとふーちゃんは 大人になった



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