2004年 9月 「 もう 一年 !」 67.



「 孫って ? 」 42. から

一年振りに 人間の 二男家族が やってくる と いうのに

天候があやしい  ヒコーキが 飛ばなければ それまで ・ ・ ・


お母さん達は 心配してたけど

息子家族一行は さっさと 早い便に切り替えて なんなく 我が家へ 到着した

さすが 八丈 育ち だけのことはある と 私 へん子ちゃん は 感心した

去年は ママに 抱っこされていた 悠海ちゃん が

「 コッコ !」 「 コッコ 〜 」  私達のことを 大声で 呼んでるのに

例によって たい君 は 私を ほぼ 無理矢理 家の裏側へ 連れて行った

隠れてはいても 家の中の 話し声が 気になってしょうがない 私 と たい君 は 

首を ウ ー ン と 伸ばして 聞き耳を 立てていた

お母さんは 悠海ちゃんのことを 「 いわさきちひろ さん の 描く 女の子 みたい ! 」 

完全な 婆 バカ だ 〜 ! ! !


と みんなは思うでしょ で も ホント 可愛い ノ

「 じいちゃん 」 「 ばあちゃん 」 と 回りきらない舌 で 呼ばれて


私 へん子 の お父さん と お母さんは もう メッロ メロ

爺ちゃんの 手を 引っ張っては 洗面所へ 連れて行き 水遊び

お湯を たらいに 張ってもらって じゃぶ じゃぶ  パチャ パチャ 行水だ ー


すっかり 気に入ってしまった ら し い

裸のまんま 飛び出してきて 居間で ひと遊び し た と 思ったら
 
また すぐ 風呂場へ 逆戻り  これを 何回も 何回も 繰り返した
 
完全に 悠海ちゃんの 手下 家来になった 爺ちゃん 婆ちゃんは 家中 走り回ってるよ 〜


夕方 婆ちゃんと二人 散歩に でかけた 悠海ちゃんは

道端の 草花を そ 〜 と 両手で 囲んで 「 カワイ 〜 」 「 バイ バ 〜 イ 」

坂道では 椿の実を コロ コロ ・ ・ ・ 転がして 追っかけて 

排水溝には 石を ポトン ! ・ ・ ・ 耳を 澄ました

時々 裸足で歩いたし 木の枝や 枯れ葉を 拾って 婆ちゃんに 渡した ・ ・ ・

つないだ手 を 元気よく 振りながら 婆ちゃんは お得意の 即興歌を 歌った

「 ゆうみちゃんは 可愛いよ ・ ・ ・ やっぱり 可愛い ・ ・ ・ 可愛い な ー 」

すれ違う人に いち いち 「 孫で 〜 す 」  自慢したんだって


なか なか 帰ってこなかった か ら みんなは 「 大丈夫か ? 」

魚釣りに 出かけていた ママとパパは 大漁で ニコ ニコ しながら 帰ってきた
  
私 へん子ちゃん と たい君 だって 家の中に 入って サービス してあげた

寝る前に ママに 歯磨き して貰ってる 悠海ちゃんを 見た時は びっくり しちゃった ナ ー

パパとママは大声で { 雑巾の歌 } というのを 歌いながら なでたり こそぐったり

脚を 引っ張ったり ねじったり 手と足を持って 空中で 振り回したり ・ ・ ・

「 大変 ! 虐待だ! 助けなくっちゃ! 」 大急ぎで 駆け付けた の に


悠海ちゃんは キャッ キャッ ! キャッ 大喜びしてる

爺ちゃん と 婆ちゃんは この歯磨きイベントが すご 〜 く 気に入って アンコ ー ル

悠海ちゃんは 帰ってからも 寝言で 「 こっこ 〜 」 パパ ママ を 驚かせたらしい

やっぱり 私 へん子ちゃん の 魅力は たいしたもの な の ヨ




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