2006年10月「 自慢の羽根 」117.



ふーちゃんの側にいる ボク たい君を 

ジ〜ロ ジロ ジロ しつっこく観察しながら お父さんとお母さんは

顔色が悪いナー 艶もない!

羽根が スッケスケ ボッロボロ おハゲになってきたのかな〜?

食欲ないし、、、 元気もないし、、、

可愛いボクのことを スゴーク心配してくれてるのは わかるんだけど

毎年 夏が終わるころ 必ず ボクの身におこることなのに・・・ 

長〜くて ピン! 立派な尻尾の羽根も 抜けて ふーちゃんとおんなじような お尻になった!

首から肩にかけた フッサフサの羽根も どんどん抜けて 地肌がスケて見えちゃう

いつも キリッ! ベッカムヘヤーに きめてた頭も まるでカッパさん

おしゃれなボクにとっては つら〜い季節なんだ

だから 自然に 食欲も無い 顔色だって悪くなる 元気も無くなる・・・

今のボクを 初めて見たら 「な〜んてみすぼらしい・・・!」 きっと そう思うネ

 春は 【キラキラ光る ツヤツヤした羽根に 包まれてた!】なんて 誰も 信じてくれないだろう

頭や首や顔に 白髪?(白い羽根)が・・・ 老人?(老鶏)に・・・

「たい も 歳とったのかな〜?」 お父さんとお母さんは 自分達に置き換えてる

残念でした、、、 もう少しすれば 尻尾も首も頭も顔も 新しい羽根が生えて

元通りの フッサフサでピッカピカで 立派な尻尾ピン! の ボク たい君になるんだからね〜

白髪みたいに見えてるのは 白い筒状の中に 新しい羽根が入ってるからサ

この筒が抜けると 綺麗な羽根がフワッ! 広がるんだ

へん子ちゃんが亡くなって 家の中で寂しく 引きこもりの生活をしてた頃

お母さんは 膝に座ってるボクの 頭や首筋をかき分けて 白い管を スー

お父さんとお母さんは 新しい羽根が そんな風に生えてくることを 知らなかったんだヨ

ボクは テレビの前でくつろいでる お母さんの膝の上で 羽づくろいをして貰いながら ウトウト

だって、、、 気持ちヨカッタんだもん ちょっと懐かしいナ〜

「あの頃は ホントに甘えん坊 たい だったのにナ〜、、、 忘れちゃったの?」 

お母さんは 時々 ボクの目をジー!と見つめて 真剣に聞くんだ・・・

( 「たいの尻尾」41. と 「恥ずかしい季節」65. も読んでね )

けど、、、 ふー子ちゃんには話せない! だって、、、恥ずかしいヨ〜

毎年のことなのに お父さんもお母さんも そのたんびに ハラ ハラ 心配しすぎ!

まあ 今年は いつもより ヒドイ状態になってるのも 確かだけどネ


ボク たい君だって ピッカピカの羽根で カッコよく胸張って ふーちゃんを守りたい!

早く 父さん母さん ご自慢の “美しい たい君” に 戻りたいヨ〜 


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