2003年10月 「 イタチ 」 46.



小さくて やせっぽっち の イタチ が 時々 庭を走ってる 

お父さん と お母さんは “ ニワトリが イタチに 殺された!” と いう話を

たくさん 聞いて 知っている それなのに
 
庭を走ってる ちっちゃい イタチ の ことを
 
「 へんちゃん たいちゃん に 食いつくようには 思えないわねー 」

お父さんも 「 へん と たい は 大丈夫 じゃー ないかー 」 って 

現実に あちこちで 起こっている ニワトリ達の 悲惨な事件は
 
我家には まーたく 関係のないこと と 決めてしまった

ここら辺の 思考回路は 娘の 私 へん子ちゃん にも 理解できない ところ

初めの内 イタチは 私達 や ヒーヨ の 食べ残し を 拾ってたんだけど

だんだん 自分に パンを 投げてくれるのを 待つようになった

お母さんを 見上げて 催促してる 時も ある

まったく ずー ずー しい ったら ありゃー しない 「 ケェー !」 「 グオッ!」
 
「 イタ ー 」 「 イタ ー 」 「 イ ー タ 」 って お母さんが 呼んだら

大急ぎで 走ってくる ようにも なってしまった 

パンを くわえて ピョ ー ン ピョ ー ン  ピヨ ー ー ン と 跳びはねながら

大谷渡りの蔭に 入っていく姿が 特に可愛い と お母さんは 言ってる

小さいくせに 大食いなのか 何処かに 蓄えているのか

せっせ せっせ と なかなか の 働き者

この頃では お母さんの手から 直接 パンを貰うようになり

「 イタちゃん の キバ は すごいね ーー!」 って 大きく 開いた 口の中を 

お母さんは 暢気に 観察しながら パンを 食べさせている

時々 パンと一緒に 指をかじられて 「 イタイ じゃ ー ないの!」 って

文句 言ってる けど お仕置きも しない ・ ・ ・

「 指を かじってしまった後は そー と パンを 受け取るよ 」

「 きっと しまった! って 反省 するんだよね 」
 
得意気に お父さんに 話してる 

私達が お母さんの側に いるのに 平気で 寄ってくる から

私 と たい君 は 突っついてやろう と 首を う ー ん と 伸して 「 コオッ !」 「 ゴオッ !」

お母さん は 「 イタちゃん を いじめたら ダメヨー 」 なんて

私達の方を 叱るから 腹の虫が 治らない 「 ケエッ! 」 「 グオッ! 」
 
「 いつか お母さんに 見つからないように つっついてやる !」

私 へん子ちゃん と たい君 は 心を一つに

密かに 隙を ねらっている




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