2004年12月 「 ホントのボク ?」 73.



ボク は 今でも へん子ちゃん が 「 たい く−ん !!!」 って 

ひょっこり 帰ってくるような 気がしてる

お母さんは へん子ちゃんが 亡くなったことを


長い間 誰にも 話さなかった ・ ・ ・ というより 話せなかったんだって 

きっと ボク 「 たい君 」 と おんなじで へん子ちゃん の 死を 認めたくなかったんだ

内緒にしとけば いつか へんちゃんが 「 クク クッ 」 って
 
そこら辺から 何にもなかったみたいに 走り出して来るん じゃー ないか って

お母さんは ボ ー ー と しながらも 真剣だったんだ ヨ
 
ボク たい君 は へん子ちゃん が いなくなってからというもの 大混乱

お腹がすいた という 気がしないので 食べることも 忘れそうになるし

一人で 一日を どう過ごせばいいのか さ え わからない

「 慎重だ !」 「 恐がりだ !」 って ボク は 

へん子ちゃん お母さん お父さん に しょっちゅう 笑われてたけど
 
ボクは 「 そんなことない ヨ !」 って 実は ちょっと ムッ と してたんだ
  
だって へん子ちゃん と 一緒の時 は 何にも 恐くなかった し

へん子ちゃん を 守るため だったら 何だって できた


お母さんに 食い付いた事だって あるんだからね

ウソだ と 思うんだったら
「 戦うたい君 」 30.を 読んでごらん

の に ・ ・ ・

へん子ちゃんが いなくなってから というもの
 
ボク が とんでもなく 臆病で 恐がりで 小心鶏だ ! と いうことを

イヤッ !!! と いうほど 思い知らされちゃった
 
家の中 ばっかりに居る ボクのことを 心配した お母さんは

ボクを抱いて ポーチの 縁台に座り 日光浴を させてくれたりする

お父さんが 剣道の 昇段審査に 出かけたときは

テレビの前より もっと 安全そうな テーブルの下に 潜り込んじゃった ・ ・ ・

一人で お留守番 のときなんかは 天井に 一番近い 隙間に 潜り込んで 

お父さん お母さんの 帰って来るまで 小さく固まって 隠れてる

ボク たい君 が 「 一 人 で も 庭に出て 遊べるように 早く なってほしい ! 」

というのが お父さん お母さん の 願いだけど 

「 あせって 急がせないようにしようね 」 二人で ボクのことを 話し合ってた

ボク だって 強くなって 【 へん子ちゃん の 日記 】 を 続けたい !

きっと ガンバル から もう少し 待っててね

 

 へん子の日記 top  72 「 ボクが書く?! 」  74 「 母さんの想い 」

 紅陶庵  あが八丈太鼓  八丈太鼓の由来  八丈島の太鼓  八丈太鼓と私

 くれない TOP に戻る