2004年 8月 「 恥ずかしい 季節 」 65.



お母さんは 私達の写真を いっぱい いっぱい 撮るけれど

日記に貼る 写真も ハガキに印刷する 写真も

結構 基準が厳しい というか おっそろしく 片寄ってる と 思う

まず 私 へん子ちゃん が 実力以上に 美しく 可愛く 写っていなければ な ら な い

寝不足やなんかで 顔色の悪い日なんかは 撮らないようにしてるし

間違って ブスちゃん に 写ったり 

後ろ姿の カッコ悪い のなんかは お父さんにも 見せないん だから ・ ・ ・ 

たい君 と 二人(?) で 写っている時 でも

私 へん子ちゃん が カッコ良く 写ってる方を 迷わず 選ぶョ
 
今日は 台風10号が 八丈の近海に 居座ってて 雨と風が 強かったから 

私達は お母さんが 土を捻っている 側で のんびり していたら 

キジが 風に煽られ きれいな羽根を ヒラ ヒラ させながら ウロ ウロ ウロ ウロ ・ ・ ・

私 と たい君は 首を伸ばして 「 コ コ コ コッ 」 キジを 観察してた ・ ・ ・

お母さん たら 「 へんちゃん たいちゃん 誘って おいでよ ! 」 って けしかける 

きっと お母さんの頭の中では たい君が 台風で 飛ばされてきたことが
 
グル グル 回ってたに 違いないし

私 へん子ちゃん と たい君 と キジの キー君


( 多分 こんな 安易な名前を 付けるに 違いない ワ ネ ー )

3人(?)で 庭を ウロ チョロ したり お父さんの後をついて 歩いたりする 姿が

お母さんの 目には しっかり 見えてたみたい


だって ・ ・ ・ キジは もう とっくに 居なくなってるのに 

お母さんは 全然 気が付かないで ニヤ ニヤ 夢の中だもん

台風が 去って 暑い 暑い日が 戻ってきた

たい君 の カラフルな 尻尾は 一本 ・ 一本 と 抜けていって ・ ・ ・

ついに 最後の一本 に なってしまった

勿論 私 へん子ちゃんの 羽根も どんどん 抜けていって


普通でも 短い尻尾も  抜けてしまった ・ ・ ・
 
こうして 私達は 二人(?)揃って 真夏恒例の 恥ずかしい姿に なっている

たい君 の 尻尾 は いっつも すご ー く 立派で ピン! と 目立ってるから

よけい 何とも 情けなく 頼りない ちっちゃい たい君 に なっちゃった


( 去年のことは 「 たい の 尻尾 」 41.を 読んでね )

「 へん子ちゃん が なかなか 美しく 撮れない ! 」


カメラを構えた お母さんは 嘆いてる




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