2002年 7月 「 ハ ト 」 16.



私 へん子ちゃんが 食べ残した ご飯を 目当てに ハトが しょっちゅう やってくる

お父さん達は 「 へん子の 友達に なればいいねー 」 と

わざ わざ 「 ハ ー ト ・ ハト ー 」 なんて 麦を まいて やったり している

鳩だから 名前はハトだ 単純をとおりこす 貧弱な 発想 !

というか 私 へん子ちゃん と おんなじで そのまんま


恐がりで いつも びく びく していた ハトも だんだん 慣れてきた

時々は つっついて ルールを 思い出させる ようにしている

ポーチの 縁台で 昼寝を していたら

「 あ゜ー ー !」 と 叫ぶ お母さんの 声

猫が ハトを ・ ・ ・

私は とっさ に 走り出し 猫に とび掛かった

猫は 逃げ出し

ボロ ボロ に なった ハトも ヨロ ヨロ 飛んでいった

お母さんは 早速 ヒョイ と 私を 持ち上げ

「 すごいね ー へん子 ! よくやったね ー !」

頭をなでて ギュッ と 抱きしめた


「 クルシ ー イ ! ヤメテ ー !」 まったく 迷惑な話

「 でも もう 猫なんかに とび掛かっていったら  駄目だよ ー 」

「 へん子が 逆に 食いつかれ ちゃったら どうするの ・ ・ ・ 」

私だって 猫に 飛び掛かっていった 自分が 信じられない

お母さんの 大声に 驚いて 寝ぼけたまんま 駆けだしたんだ と 思うわ 

ハトは 胸 と 背 の 羽根が ゴッソリ抜け 片方の翼が 下がり ビッコ も 引いている

「 可哀想だ 」 とか 「 うち の へんちゃん が 助けた ハト だから 」 とか 言って

ボロ ボロ の ハトに せっせ と エサを やった もんだから

態度が どんどん デカく なってきた おまけに

ヴオッ ヴオッ と 身体をふくらませた 新しいハトが現れたら


すぐ! 仲良くなって 私の目の前で ベタ ベタ してる

食べ物を 分けてあげて 少しは 優しくしてたのに

あっさり 私 へん子ちゃん を 裏切った ! ! !

お母さんは 「 へん子も 一人 (?) 一羽じゃ ー  寂しいね ー 」

「 へん子の魅力で どっからか お友達を 連れておいでよ ー !」 と

無理なことを 平気で言う



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