2008年 6月 「元気な草」 157.



ボク たい君も ふーちゃんも 苦手な 梅雨

食欲旺盛な ふー子ちゃんは 雨でも 畑に出かける

ボクは ホント〜は ヤなんだけどネ〜、、、 ほっとけないもんね

いつもの ボクは 羽根が ふんわりフッサフサ 実に美しい

バレリーナのような 立ち姿には 自信がある

自分に ウットリするくらい カッコいい ボクなんだ

でも・・・ 羽根が濡れたら、、、 みすぼらし〜く なっちゃう・・・

ボクとしては 羽根が乾くまで 何処かに隠れていたい 心境なのに

ふーちゃんは びしょ濡れのまんまで お母さんに パンをねだる

「たいもふーも 雨が降ると大変だね〜」 ここまではいいんだ

「た〜い やせっぽっちになっちゃったね 尻尾が垂れてるよ」

そのたんびに ボクの自尊心は 深〜く 傷つけられる

この ボクの みじめな気持ちを 誰も分かってくれない 「ゴォー!!」

ショボン! 尻尾だけじゃ〜ない 首にも力が入らないヨ

梅雨の時期ときたら やたら 草が 元気!!!

雨が降るたんびに・・・ ということは、、、 毎日だ

目に見えて、、、 茎が伸びる・・・! 葉が茂る・・・! 

決して ボクが 大袈裟なんじゃ〜ない 何しろ ここは八丈島

お父さん お母さんの 歩くところだけは さすがに 草が育ちにくい

ボク達だって そこんところを 歩いていたのに、、、

草の勢いが凄くて、、、 かろうじて見えてた 土も 草に覆われた

当然 その他の所は ものすごいことになった 

いくら ボクが スラーとしてても せいぜい首を伸ばして 30〜40cm

ふーちゃんは 横幅はあるけど ボクより低い

自分達より 丈の高い 草の中を歩くのは なかなか大変

草の中には つる系のも はびこってるから

ふーちゃんは 脚を引っかけて 転んでることもある

絡まって もがいてる時だってあるから ボクは 気が気じゃない

ボク? ボクは身軽だからネ そんな失敗はしない

お父さんが 鎌を持ち出した 「いよいよ草刈りか?」 期待したのに

「それ切ったらダメ これは大切 あれはもうちょっとおいといて、、、」

お母さんが 口を出すから 結局 草はそのまんま・・・

ボクとふーちゃんは 相変わらず 草をかき分け 不自由な生活

お母さんが カメラを手に入れて まさか こんな事になるなんて

今日も 畑で ウトウトしてる ボク達を

「ふー〜 た〜い 何処にいるの〜?」 探してるよ

ボク たい君も ふーちゃんも 草に埋もれちゃってるからね



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