2006年 2月「 ふーの食欲 」 102.



ボク たい君は みんなが驚くほど 上品に 少ししか 食べない

別に ダイエットしてるわけ じ ゃ 〜 無いんだけどね 

いつも スマートで カッコいい ボクを見ながら ・ ・ ・ 

お母さんたら 「 たい君も 中年太り なんて するのかな 〜 」 ? ? ?

少し 暖かくなって来た と 思ったら ふーちゃんの 食欲も 旺盛に なってきて

いっつも お腹を 空かせてる ヨ

ミミズ や 幼虫なんかも 食べられるようになって

お母さん達が クワを手にしたら 羽根を バ 〜 タ バタ させて 追っかける

ついて行く ・ ・ ・ と いうより 前に立って 走っていくような 勢い 

この頃では ツツゥ ツツツッ ! 背筋 シャンと 伸ばして走る ボクが ビリッケツ ?

以前は ボクが 「 コッコッ ! 」 「 ゴゴゴッ ! 」 一生懸命 呼んでから

やっと ・ ・ ・ ふーちゃんが 走って 来てたんだ けど ナ 〜 ? ? ?

土の中から 出てくる ミミズや 幼虫なんかも 片っ端から 平らげちゃうし

自分でも 上手に 見つけられるように なったから ボクは 少し 手持ち無沙汰

お母さんは クワを 動かしながら 「 た〜い 手伝わないか ! 」 えばってる !

ボクはね お母さんが その場を 離れてからが 出番 ナ ノ サ

自慢の 脚ぢからで 土を引っ掻いて ふーちゃんの 好物を 探してあげる
  
そんな ボク達の 様子を そ 〜 と 覗きに来る ドラ猫がいる ・ ・ ・

この間 外から 帰ってきた お父さんが 青くなって 固まってる ボクを 見て


「 たいちゃん ふーは ? ? ? 」

「 ふー ! ? ? 」 「 ふーが い な い ! ! ! 」

お母さんも 飛び出してきて 手分けして あっち こっち 隅々まで 探した

「 ふーちゃ 〜 ん 」 「 ふー う 〜 」 呼んでは 耳を 澄ました


お母さんの 頭の中では これまでの 悲しい出来事が グル グル グル グル

絶望的な 気持ちで 時々 フラッ ! と なりながら 道路の方までも 探しに 行った

隈無く 草むらに 手を 突っ込んでいた お母さんの 指先に ・ ・ ・ ?

茂みの中に ふーちゃんは ちっちゃく 縮こまっていた

お母さんは 抱き上げながら 「 お父さ 〜 ん ふーちゃんが 見つかったよ 〜 」

「 たいちゃん ふーちゃんが 無事で 良かったね 」 そっと 側に おいてくれた
 
「 ゴゥォ ! ! ! 」 ボクは 思わず 羽根を 広げて 踊った ! ! !

「 猫に 追っかけられて 草むらに 逃げ込んで ず 〜 と 息を殺して 隠れてたんだね 」 

「 賢い ふーちゃん だね 〜 」 「 よく 頑張ったね ! 」 

お母さんは このときとばかり お得意の 頬刷りしたり 頭なでたり ・ ・ ・
 
おおっぴらに ふーちゃんを クッシャ クッシャ に し た

お父さんと お母さんは 「 猫に 気をつけなくっちゃ 〜 ね ! 」

ふーちゃんは 今日も ボクに ぴったりすぎるくらい くっついて 座った


ウト ウト ・ ・ ・ ふーちゃんの 体温を 感じながら

ボク たい君は 思う 「 もう とっても 一人じゃ 眠れないな 〜 」



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