2005年11月「 フーちゃん 」 96.



「 富士子 」 の 「 フー ちゃん 」 は おとなしい 女の子

お父さんと お母さんは 「 フーちゃんは 何だか 色っぽいね 」 って 言ってるよ

富士子ちゃんは ボクが 食べものをくれるなんて 思いもしなかったから

初めは 呼んでも なか なか 来なかったんだけど すぐ すっ飛んで くるようになった

ご飯を 食べる時も パンを 貰った時も 虫が 出てきた時も まず 富士子ちゃん だ

[ お父さんとお母さんは 土を掘ってくれる ] と いうことも すぐ 覚えて
 
グゥー グゥー ボク たい君と 競争しながら 追いかける

夕方になったら 富士子ちゃんは カゴの中に スッポリ 入っちゃった

お母さんは 「 アレー 自分で見つけて入ったの ? 富士子ちゃんは 利口だね 〜 」

抱きあげて 【 へん子ちゃん 】 【 花子ちゃん 】 が 寝てた 木箱に 移してくれた

富士子ちゃんは ワラを 放り出したり あっち こっち 引っ張り回すから

身体や 頭の上まで ワラを被って 何が 何だか わからない状態に なってしまった

「 な 〜 んだ 丸く 巣を作るんだと 思ってたのに 」 お母さんは 笑いながら 手伝ってる
 
ボク も 心配だったから ちょっと 手伝ってあげたよ

朝は お母さんが 富士子ちゃんを 抱いて 地面に 降ろしてくれるんだ け ど

待ちきれなくなった フーちゃんは ボクの 真似して 自分で 飛び降りるようになった

で も 「 ガラス戸に ぶつかるんじゃないか ? 」  ボクは いつも ハラ ハラ する

フーちゃんは お母さんが 近づいてきても 逃げない ス グ 抱かれてしまう

ボクが 「 アブナイ アブナイ ! 」 一生懸命 教えてあげてるのに ・ ・ ・

あんまり 簡単に 抱かれてしまうのが ボクとしては 気に入らない !

ボクは ひょっとすると フーちゃんに 焼き餅を 焼いてるのかな〜 ? ? ?

お母さんが ボク達を 呼んでる 「 た ー い ! 」 「 フ ー ・ ・ ! 」

何だ ! こりゃ ? ? ?


「 台風 だ 〜 」 お母さんも お父さんも 気が付いて 大笑い

名前を付けるの ・ ・ ・ ま た 失敗しちゃった


( このことは 「へん」 と「たい」 23.に書いてあるよ )

フーちゃんは 毎日 ボク たい君の クチバシを しつっこく つっつく

これは フーちゃんの 愛情表現だと 思ってる ボクは ぐっと 脚を踏ん張ってるから

身体が そっくり返ってくる それでも フーちゃんは なか なか 止めない

お母さんは 「 フーちゃん もうちょっと 優しく つついたら ど 〜 お ! 」 

この ボクと フーちゃんの 姿を 見た人は 「 な 〜 んて 微笑ましい ! 」 大喜びだ 

ボクは 可愛い フーちゃんを 守ることに 生き甲斐を 見出したのに 

富士子ちゃんが 我が家に来て ちょうど 1ヶ月目 の 日

お母さんが ‘ 海遊魚まつり ’で 底土の 太鼓当番に 出かけた 留守中のこと

デッカイ デッカイ ハスキー犬 が 庭に 迷い込んできて ・ ・ ・

あんまり 逃げる事を 知らない 富士子ちゃんは 簡単に 食い付かれてしまった

叫び声を聞いて あわてて お父さんが 駆け付けた け ど もう 手遅れ

お母さんが 帰ってきた時 フーちゃんは まだ 少し温かかった


ボクも お母さんも 唖然 !



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