2007年 5月 「我家の電化」 132.



お父さん達は 八丈島に来て6年後 この家を建てた

長男が小学校4年生 二男が小学校に入学する年だった

子供達が 家の中でも 自由に遊べるよう

床は厚い板張り 柱や壁は極力少なく 廊下は無い!

贅沢とか おしゃれ とか 粋 なんていうのとは 全く無縁!

床と空間だけが目立つ まるで 剣道場か体育館のような イメージの家だ

玄関を ガラッ! 開けると いきなり 台所まで見通せる

ボク達が 家に入り込んで シャカ シャカ 楽しんでると

むか〜し 昔 人間の子供達が どろんこ足のまんま 遊んでいたのを 思い出すらしい

「たいちゃんと ふーちゃんの 足の裏なんて 綺麗なもんだヮ」 お母さん達は 笑う
 
まあ だから、、、 ボク達が ハダシのまんまで 家の中を 歩き回れるんだけどね

去年 クロアリが 押入や タンスの下 畳の裏から ゾロゾロ ゾロゾロ 

お陰で(ウン?) 家中を見直すことができた・・・

・・・安心したのも束の間 

流し台の 裏側から出てくる アリが どうしても 退治できない

アリ アリ アリで お母さんは 流しの前に立つのも いやになっちゃった

今更ネ〜〜 悩んだけれど、、、 思い切って 改造することにした

ついでに、、、 ガスも 電気に 切り替えることに!

「炎が見えないと 何だか頼りない気がするナ〜」

「温度は ホントに高くなるのかナ〜?」

「爺ちゃん 婆ちゃんが 最先端の電気器具を 使いこなせるかナ〜?」

色々 心配は 尽きなかったが

煮物を焦がしたり ・・・ ガスを消し忘れたり ・・・

自分に 自信が持てなくなってきた お母さんと お父さんは

「家を燃やすよりは 良いかもね!」 珍しく 意見が一致

せっかくだから 「台所も こじんまりしよう!」

まず 食器棚を一つ減らすことを決めて か ら 作業を始めた

お客さん用の食器や めったに使わない物は 思い切って放り出した

IHクッキングヒーターにしたら 愛着のある鍋まで 使えなくなったけど、、、

お母さんは 新しい鍋を買ったり、、、 けっこう、、、ね!

お父さんまで 日頃鍛えた力を使って ガタ ガタ 冷蔵庫や家具を ガタ ガタ

何やってんだ? 「グァッ!」 「キエッ!」  ボクとふーちゃんは 家の中へ・・・

家具の位置を変えたり テーブルの向きを変えるだけで

おっそろしく 雰囲気が変わるもんだな〜  「ググッ!」 「ゴワッ!」

家中の点検を終えた ボク たい君と ふーちゃんは 

「ククッ!」 「ゴゴッ!」 いつものように 玄関から 外に出た


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