2007年 2月 「大混乱」 126.



ボクは まだ辺りが暗く 夜が明けない ずっと前から

命の限り叫ぶ 「オッカサンヨー!」 「オッカサンヨーーー!」

朝から ふ−ちゃの食欲は 全開なのに

小屋の戸を開けて貰わないことには 外に出られない・食べられない
 
お母さんが 猫のことを 甘く見ていた頃は 隙間を 開けておいたりしたけど

この頃は 絶対油断しない きっちり戸を閉めながら 「ずっと前から こうしていればネ、、、」

毎日のことなんだけど お母さんの背中が 「ショボン!」 丸くなる

「ふーちゃん たいちゃん おはよう〜」 やっと お母さんが 戸を開けてくれた

お母さんを待ってるのは ボクとふーちゃん だ け じゃ〜ない

病気で フラフラしてたって 戸を開けたり パン投げたり、、、 休むわけにはいかない

ヒーヨは 「ビー!」 「ビィー」 物干し竿の上で 大騒ぎするし

ヒーヨに パンをあげようとすれば 足元で コッコが 首を伸ばしてる

ハトだって 大急ぎで走ってくるし スズメは 木に留まって 待ちかまえてる

普通〜の一日だって こうして 慌ただしいのに

2、3日 お母さんが寝込んでた後 なんてのは それこそ 大変な騒ぎになる

今日の朝が ま さ に それだった

鳥達は 先を争い パン目がけて飛びかかる 横から意地悪するのもいて

 バシッ! ドシッ! ぶつかりあう音が けっこうスゴイ!

「喧嘩したらダメヨ」 「意地悪しないノ」 お母さんは しょっちゅう言ってるんだけどネ
 
そんな最中に なんと イタチまで出てきちゃった、、、

いつもは 庭が 静かなときに ピョコッ! 顔をだす

こんなに みんなが大騒ぎしてる最中に 飛び出して来るなんてぇことは 滅多にない

おまけに 今日は ふーちゃんが 騒ぎのど真ん中にいる


イタに パンをあげたりしたら、、、 ふーちゃんは きっと 許さないだろう・・・

お母さんの頭の中は グルグル 大パニック!

ちっちゃなイタときたら そんな ややこしい状況には まったくお構いなし
 
お母さん目がけて 真っ直ぐ ピョン ピョン 走ってくるヨ〜

「た〜い! ふーちゃんを どっかへ連れてって〜」 って 言われても

ボクだって この騒ぎの中の 重要な一員なんだし ふーちゃんを 守らないとだ

この家の息子だからね〜 そう簡単に この場を 立ち去るわけにはいかない

「お父さ〜ん 大変だよ〜 たい・ふー を 畑に連れてって〜」
 
お母さんは 悲鳴をあげながら お父さんに 助けを求めた

お父さんだって ふーちゃんと イタが はち合わせしたら??? 分かってる

大急ぎで 裏から出てきて 「ふー〜 た〜い おいで〜」

ふーちゃんは お父さんの呼び声と 美味しい虫が 結びついてるから

声の方に走り出した・・・ そうなれば ボクだって ツツツゥー


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