2009年11月「ボク・たい は」 191.



ボク たい君は ふーちゃんが 亡くなったとき

身体中の力が 抜けていくのを 感じた

ボクは あの時 ほ ぼ 死んでいたと 思う 。 。 。

けど ・ ・ ・ 現実の ボクは、、、 一人 残され

ど う 過ごせばいいのか 分からない日々が 続いた

そんな時 ココちゃんが 家に来て

ボク たい は 「ココを 守らなくっちゃ〜!」

何とか 元気を 取り戻した

・・・と 思ったら 大切な ココちゃんが

猫に 追いかけられて いなくなってしまった!

無事に 見つかったんだけれど、、、

このショックは ボクには 強すぎた よ う で

体力も 気力も どん どん 衰えていった

食欲はないけど ココちゃんを 守るため 必死に食べた

でも、、、 いくら頑張っても 食べ物が ノドを 通らなくなった

消化もされなくて 胃から先にも 行かない

ちょっと 下向いただけでも 食べた物が 出てきちゃう

苦しかったけど なるべく 上を向いていたんだ

だん だん 食べない というより 食べられなくなった

ある日 畑の方に フラ フラ、、、 フラ フラ、、、

暖かい お日様の光が フワァ〜っ ボクを 包み込んでくれる

ボクは ぼんやり 畑での 楽しかった 色んな事を 思い出していた

「たい〜」 「たいちゃ〜ん」 「た〜い!」 お母さんだ

あち こち 探していて やっと 畑にいる ボクを 見付けた

「アレー! たいちゃん よく来られたね〜」

抱きあげようとした け ど  ボクは 自分で 歩きたかった

母さんと ボクは ゆっくり ゆっくり ポーチまで 戻った

「明るいから たいちゃんは もう少し ここでね」

夕方 座りこんだまま 動けなくなっていた ボクを 巣箱へ

紙細工のように 軽いボクに 言葉もなく そっと羽根をなでる 母さん

嘴の間から 流れ出る液を 布に受けては 取り替える

度々 様子を見に来る お母さん お父さんに

ボクは 目を開けたり 首を起こしたりして 合図する

その内 首の羽根を ちょっと膨らませる位しか 出来なくなった

そして、、、 頭の短い羽根を 数本立てるのが やっと !

「たいちゃん もう そんなに 頑張らなくて いいよ」

「みんなが たいちゃんを 待ってるからね」

「長い間 本当に ありがとう !」

ボク たい君は その声の中で 意識が〜 ・ ・ ・ !


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