2004年11月 「 ボクが書く ?!」 72.



へん子ちゃん が い な い 生活 なんて ・ ・ ・

ボク たい君 は 考えたことも なかった 

台風で 飛ばされてきた その日 から

へん子ちゃん は ボク に 付きっきりで 面倒を 見てくれた
 
なんにも 知らない ボク の ことを 心配して 色んな事も 教えてくれた

例えば 「 お母さんは アブナイ から あんまり 近づかない 方が いい !」 とか

「 お父さんは 棒を振り回すけど 心配しなくて いい 」 とか ・ ・ ・

そりゃー 叱られて 首や頭の羽根を ギュッ って 引っ張られた ことも あるけど


ボク の ことを ちゃん と 可愛がって くれたんだ

いっつも へん子ちゃん と 一緒  へん子ちゃん の 側に 居さえすれば
 
安心して 毎日を 楽しむことが 出来たんだ   け ど 

いきなり 一人(?) に なっちゃった から

ボク は いったい 何をしたら いいのか ? ? ? 分からない

目が覚めたら ボク は へんちゃん が 寝ていたところに 飛び移って 座る

ほんとは ず ー と ず ー と そのまんま そこに 座り続けて いたいのに ・ ・ ・


お母さんか お父さんが 誘いに来て 外へ 連れ出されて しまう

でも ボク は たった一人 庭で ウロ ウロ するのなんか 「 ヤダ !」 「 コワイヨー 」

大急ぎで 家の中に 入って 行って テレビの前に 座り込み やっと ホッ と する

「 そんなに 家の中 ばっかりにいたら 色が 白くなっちゃうよ 」 とか

「 少しは 日向ぼっこ でも しておいで 」 

「 砂浴び も しないと だめでしょ ! 」 なんて お母さんも お父さんも 言う

時々は 無理矢理 外に 誘い出されて 庭の草を ちょっと 摘んだり
 
土を ひっかいて みたり するけれど へんちゃんに 食べさせ られないんじゃー

虫を 見つける 意味もない それに

ヒヨドリが 飛んだり ちょっと 風が 吹いたり したら もう 我慢 できない

すぐ 家の中に 駆け込んじゃう すごい勢いで 飛び込むから すべって 尻餅もつく

「 オッカサンヨー 」 って 叫ぶ声に 力が入らないから 回数も 減っちゃった

以前は 「 近所迷惑 ? 」 って お母さんは 随分 心配したもんだ

殆どの時間を 家の中で過ごしている ボク に お母さんも お父さんも 優しい 

「 ボク は これから どうなるんだろう ? 」 不安ばっかりで 食欲もないけど

元気を出して へん子ちゃん を 安心させて あげなくっちゃ ー

そこで 「 へん子ちゃん が 書いてた 日記 を ボク たい君 が 引き継ぐよ 」 って

決心を 話したら お母さんは すっごく 喜んでくれた



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